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2004.11.18

ネイチャーゲーム

ある小学校の分校の授業の一環としてのネイチャーゲーム体験のリーダーをやってきた。久しぶりのネイチャーゲームだ。1時間半の短い時間だけど、3つのゲームを行なった。

【カモフラージュ】枯葉や笹のあるところに人工物を置く。動物のぬいぐるみや造花、茶色い鉛筆やクリップなど。簡単そうに見えてよっぽど注意しないとなかなか見つからない。
こんなゲームから自然界で自分をカモフラージュしている動植物、昆虫などの保護色の役割に発展させていく。
これをやったあとは自然の中で人工物を見つける目ができているので、子供達は自主的にゴミをひろってくれる。

【めかくしイモムシ】5人が前の人の肩につかまり、目隠しをしてイモムシのように歩きながら、太陽の向きを感じたり、風を感じたり、においをかいでみたり、さわってみたりしながら森を歩く。
目を隠すと、思ったよりも足の裏が敏感になるのがわかる。坂が急に感じる。足元が柔らかい。落ち葉のせいだ・・・
木漏れ日を顔に感じて、太陽の位置を探す。最初はとんちんかんなところを指差していた子どもも、ちょっとしたきっかけを与えると「ヒザのところが暖かいよ。こっちだ」ほんの少しの暖かさを感じられるようになっていく。

【めかくしトレイル】森の中の木をロープでつなぐ。そのロープをつたいながら、木を、切り株を、苔を、触りながら音やにおいを味わいながらひとりづつ進んでいく。
それぞれの木の感触の違いに気がついたり、苔の湿り気や、においに気がついたり。大きなシダをいつまでも触っている子どももいる。
後で聞いたら、触った感触や音が楽しくてずっと触っていたのだそうだ。

トレイルのゴールでも目隠しをしたまま、黙ってすわって、森の感じを味わう。
目を開けても静かに、不思議そうに森を見回す子供達。イモムシをはじめたころのはしゃぎ具合がうそのよう。

落ち着いて、静かに味わいながら、自分の歩いた道のりを振り返る子供達。
優しいまなざしで「今日はありがとう」というその言葉に、なんだか気持ちが通じたような、そんなことを感じた。


私は私が子供にネイチャーゲームを提供するよりは、大人にするほうが好きだと思っていた。
大人が身近な自然に感動していたり、味わって、普段の生活を省みたりしているのを見るのが好きだったから。

それに、多くの大人がネイチャーゲームを楽しんだら、自然に対する想いを強くするだろう。身近な自然を大事にしていく人が増えるだろう。
興味を持って、今度はその人が子どもにネイチャーゲームを伝えるだろうと思うから。
自然を愛し、自然の中での楽しみ方を知った大人が増えたら、声高に温暖化の警告を叫ばなくても、不法投棄を取り締まらなくても、自然に少しづつ問題は減っていくのではないだろうか。環境破壊を許せない人が育っていくのではないだろうか。

でも、今回、子供達の様子を見て、適切な場所で、適切な人数で、適切なプログラムを行なうと、子供達のこんな表情が見れるんだ、子供達の変化が見られるんだ・・・っていつもにも増して実感。
子どもの資質に寄る所も多いにあったのだけれども。

子供達の表情を見て、私が癒された数時間だった。

そして良い気分で、お昼は美味しい新蕎麦を食べながら、反省会をして、帰路につくのであった^^。しあわせな私(^^)

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Tracked on 2004.12.26 at 12:59 PM

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